「覚悟」 栗山英樹 [スポーツ]

パ・リーグチャンピオンの北海道日本ハムファイターズ栗山監督の著。

副題が「理論派新人監督は、なぜ理論を捨てたのか」

この答えは、すぐにでてくる。
序章のタイトルが「やりたい野球なんてない」
つまり、勝つためには理論に固執しない、
もしくは、はじめから理論派ではなかった。

栗山監督の管理手法、采配の裏側を知りたいと思っていたが、
そのうちのいくつかはこの本の中で開示されていた。

なぜ、前年のコーチングスタッフは留任させたのか?
---優秀な成績を残したのに変える必要はないとのこと。

しかし、シーズンが終わってみると、栗山監督が是非残してほしいと就任前に
要望した福良ヘッドコーチがさり、吉井コーチをはじめ多くのコーチが
日本ハムを去る。

これは、栗山監督との間で確執があったのではないのか?
そうなら、最初から腹心と呼ばれる人を連れてくればよかったのでは。


また、斎藤を開幕投手に起用した理由
陽を一番打者に起用した理由など
ファンとして知りたい内容も結構のっていたので、
読むだけの価値はある本だとは思った。





トラックバック(0) 
共通テーマ:

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。